イギリスが生んだ世界をリードするユーフォ二アム奏者、スティーヴン・ミードが、ブラスバンドをバックにゴキゲンなソロを愉しませてくれる第一級のCD。
クラシックからオリジナルまでと幅広い音楽が収録されていますが、ビゼーの『カルメン・ファンタジー』やマスネの『聖処女の最後の眠り』など4曲がベルギーの気鋭リュク・ヴェルトッメンの、チャイコフスキーの『ロココの主題による変奏曲』がトーマス・リュエディの、ギリングハムの『ヴィンテージ』がヴァーノン・ブリッグズのアレンジというように、新しいスコアに挑戦している点が、いかにもミード! あるときは囁くように、あるときは朗々と、またあるときは疾風のように、というように、その演奏スタイルは変幻自在で、まさにユーフォニアムのマジシャンという感じです!! 少し大げさな表限をすると、もうCD全編が‘聴きもの!!’という仕上がりですが、タイトル曲の『ロココの主題による変奏曲』や『カルメン・ファンタジー』、『ヴィンテージ』などにおける、実力者ぶりを遺憾なく発揮するライヴネス全開のパフォーマンスはもちろんのこと、哀愁を帯びた『鳥の歌』や、美しいアルプスの情景が目に浮かぶゴフ・リチャーズの名曲『山の歌‘ピラトゥス’の涙腺を刺激するソロには大感激!! 歌あり、テクニックあり、真のユーフォニアム・ヴィルトゥオーソのために書かれたピーター・グレイアムの『カナンの地』も興奮をさそう快演で、繰り返し聴きたくなってしまうこと、請け合いです! 伴奏をつとめているのは、アンドルー・ダンカン指揮、ウィトバーン・バンド。
このバンドはスコットランドを代表するブラスバンドのひとつで、全英選手権や全英オープン選手権にもたびたび登場。
近年はミードの指揮で選手権にチャレンジしているので、独奏との息もピッタリです。
すばらしいユーフォニアム奏者というだけでなく、類まれな音楽家であるミード。
聴くたびに感動がある! 感性の中心部を直撃する、その豊かな音楽性を、このCDでぜひお愉しみ下さい!! ・ユーフォニアム:スティーヴン・ミード(Steven Mead) ・演奏団体:ウィトバーン・バンド (Whitburn Band) ・指揮者:アンドルー・ダンカン(Andrew Duncan) ・発売元:ボッキーノ (Bocchino) ・発売年:2009年 ・収録: ・メーカー品番: 1. アレグロ・アパショナート (作品43)/サン=サーンス (arr. リュク・ヴェルトッメン)【3:38】 Allegro Appassionato Op.43/Charles Camille Saint-Saens (arr. LucVertommen) 2. 鳥の歌/伝承曲 (arr. リュク・ヴェルトッメン)【4:05】 The Song of the Birds/Traditional (arr. Luc Vertommen) 3. ロココの主題による変奏曲 (作品33)/チャイコフスキー (arr. トーマス・リュエディ)【17:26】 Rococo Variations Op.33/Peter Ilyich Tchaikovsky (arr. Thomas Ruedi) 4. ウォーキング・オン・ミュージック/ロジェ・デロンゲ【6:09】 Walking on Music/Roger Deronge 5. ヴィンテージ/デヴィッド・ギリングハム (arr. ヴァーノン・ブリッグズ)【9:00】 Vintage/David Gillingham (arr. Vernon Briggs) 6. 山の歌‘ピラトゥス’/ゴフ・リチャーズ【7:05】 Pilatus/Goff Richards 7. カナンの地/ピーター・グレイアム【9:14】 Canaans Land/Peter Graham 8. 聖処女の最後の眠り/マスネ (arr. リュク・ヴェルトッメン)【4:13】 The Last Sleep of the Virgin (Le dernier sommeil de la vierge)/Jules Massnet (arr. Luc Vertommen) 9. カルメン・ファンタジー/ビゼー (arr. リュク・ヴェルトッメン) 【10:18】 Carmen Fantasy/Georges Bizet (arr. Luc Vertommen)
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